You Are What You Eat
You Are What You Eat.
「あなたはあなたの食べたもでできている」
ヨガのプラクティショナーやマクロビオティックを取り入れている方などは一度は耳にしたことがあるかもしれませんね。
わたしもヨガの先生からこの言葉を教えてもらいました。
まったく、その通りだと思いました。
私は今32歳で、この言葉を知ったのは27歳の時です。
でも、比較的若い段階でこのことには気づいていました。
私は17歳、高校2年生を最後にカップラーメン、インスタントラーメンは食べていません。
成分表示を見た時に、わけのわからないカタカナの言葉ばかりで、17歳の小娘ながら
「これって食べ物じゃなくない⁉」って思ったからです。
スリランカ人の彼はあまり健康意識が高いわけではありませんが、添加物の多い食べ物が嫌いです。
(彼に限らず、スリランカ人はナチュラルなものを食べて育っている人が多いので、そういう考えの方は多い気がします。)
彼はカップラーメンを食べた時にこう思ったそうです。
「あれは(カップラーメンは)お金のムダだよ!」と。
食べた後に後悔すると言っていました。流石!私が惚れた男だけあります!
彼はその食べ物が体に良いものなのか悪いものなのかを、手や舌、胃の感覚で判断します。
彼はちょっと前まで日本のカレーライスが大好きでした。
わたしは小さい時から日本のカレーがあまり好きではなかったので、
自分のためにカレールウを買ってカレーを作る、ということをしたことありませんでしたが、
彼が日本のカレーも好きだと知り、彼のために数回日本のカレーライスを作りました。
ある時、彼が日本のカレーをスプーンではなく手で食べた時に言ったのです。
「油がすごいね!この油は体によくないよ!もう食べない!!」と。
スリランカのカリーも油を結構使いますが、天然のココナッツオイルを使うので、手にベトベトとつくことがほぼありません。
日本のカレーは植物性油脂を使う上に小麦粉も使うので、ギトっとした嫌な感じの油になるのです。(※私は日本のカレーを手で食べたことがないので、鍋やお皿を洗うときの感覚で話ています。)
誰かに言われて気づくのではなく、自分の感覚、自分のカラダの声を聞くことが出来る彼のそういうところが好きですし、尊敬します。
しかし、彼曰く、スリランカにいたときの私もそうだったと聞かされました。
イッソワデーやコットゥなど、私が不味いと感じたスリランカ料理は鮮度の悪い料理だと彼に言われました。
だから「あなたもすごいよ!」と。
なんだかのろ気みたいになってしまいましたが、
話をYou Are What You Eatに戻します。
You Are What You Eatは
食べたもので、太ったり痩せたりするよ!というようなことではありません。
「あなたの食べたものは、あなたという人間を構成するものすべてに影響しているよ」ということです。
肉体を構成するものだけではなく、思考やマインドにも影響していると。
楽しい未来を引き付けるかどうかは、自分の考えや行動次第です。
食事はそんな、自分の考え方・思考回路を左右するアイテムのひとつになります。
Good vibrationの魂を持った食べ物を頂けば、Good thingsが引き寄せられる。
極端な話、こういう感じです。(って、どういう感じだよ!)
突然“魂”とか出してしまいましたが、
厚生労働省や農林水産省など、国が定めた栄養素、栄養学の教科書に書いてある栄養の数値以外に、その食べ物-動物・植物(野菜、果物、木の実etc…)-が持っていた生命体としてのエネルギーも私たちはいただいているのです。
食事とは実はとても総体的且つ壮大な活動であり、尊いことなのです。
ですが…、
ですが、ですが!
わかっていても出来ない、それが人間ってものです。
今日はとてもまじめ(?)なこと書いてるのに、
つい先ほど、中国人が営む中国料理店でニラレバ定食たべました!(笑)
ミニラーメン(台湾ラーメン)は同僚にあげました!
その代わりご飯をもらったっていう…(^▽^;)